遊休地のオーナーにとって大きな悩みの種となるのがその活用方法。それが狭かったり変形していたりする活用しにくいものであれば、なおさら悩んでしまうかもしれません。ですがアイデア次第では、どれだけ使いにくい遊休地であってもきちんと利益を生み出してくれるようになります。

30坪前後の狭い遊休地なら、駐車場として活用するのがおすすめ。駐車場には大きく分けて月極駐車場とコインパーキングの2つがありますが、どちらにしても維持費や投資金額を抑えた上で活用することができます。コインパーキングの場合、一括借り上げ方式を選べば業者に管理や運営を任せられます。オーナー側にかかる負担もほとんどないので、気軽に始められるでしょう。NTTル・パルクのコインパーキングを使った遊休地活用なら、徹底したエリア調査と豊富な実績に基づいて形や広さに応じた最適な活用法をプランニングしてくれます。ノーマルな平面式から本格的なタワー式までいろいろな種類があるので、今ある遊休地に合ったものを選びましょう。

また、狭小土地と呼ばれる20坪以下の狭い土地ならレンタルロッカーがおすすめ。レンタルロッカーは家に置ききれない荷物や衣替え用の衣類の保管場所、大学近辺であれば学生たちの教材の預け場所といったさまざまな用途があるため、意外に需要が高いのです。コインロッカーに比べると長期の利用者を獲得しやすいので、収入も安定する傾向にあります。

L字型・三角地・台形といった変形地ならバイク置き場・駐輪場として活用するのがおすすめ。特に極端に細長いような敷地にはぴったりです。車が通れないくらいの道幅でもバイクや自転車なら問題なく通れることがほとんどですし、1台あたりの駐車スペースも車に比べればかなり小さくおさまります。駅から近い場所やオフィスビルの近辺など、立地の関係である程度の需要が見込める場合には効率のいい活用方法といえるでしょう。

「今ある遊休地は狭いから…」「形が特殊だから活用は難しそう…」と諦めてしまうのはもったいないので、いろんな方法を模索してみましょう。思わぬ形で活用できるかもしれません。